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「漢方小説」

中島たい子著「漢方小説」を読みました。

主人公は31歳の独身女性。昔の彼が結婚すると聞いてから、原因不明の震えと胃の不調に襲われます。病院巡りをしても、異常なしといわれ続け、少女の頃診察を受けたことのある、漢方医院で診察を受け、快方に向かうのですが、その間に彼女の周りでは、色々なことが起こります。彼女のほのかな漢方医に寄せる好意や、自分を見つめていく過程が軽やかに書かれています。

このくらいの女性の心の揺れが、深刻すぎずに書かれていて、分るような気がしました。題名通り、漢方のことについても色々書かれていて、興味深かった。若い頃は西洋医学にしか興味と言うか信頼を持てなかったのですが、最近は東洋の医学、漢方やアーユルヴェーダー、それに気功なんかにも惹かれるようになりましたね。

もう10年以上前ですが、しつこい頭痛に見舞われて、頚椎に軽い異常がある事が分り、整形で治療を受けていたのですが、はかばかしくなくて、気功の教室に行っていた時に、先生に首を調整してもらい、それから痛みがとれたことがありました。まぁ、気のせいかも知れませんが。東洋医学に頼るのは、西洋医学でよくならなくて、たどり着くといった感じが多いのかも知れない。よくは知らないのですが、西洋医学は病気を診、漢方は人を診ると聞きますね。同じ病気でも、体質によって治療が違うというのは説得力がある気がします。

この本にはもうちょっと突っ込んだ漢方の基本的な考え方も少し書いてあって、興味深かったです。占いとか、目に見えないものは信じないほうなのですが、かといって、目に見えるものがすべてだとも思えません。矛盾しますが。「気」とか、経絡なんかはあると思います。現に経絡リンパマッサージをやっていて、良い気がしますから。これって、西洋と東洋の融合みたいなものなのかな。何か本のことより、漢方に付いてになってしまいました。

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コメント

漢方、いいと思います。
用法を間違えなければ。
東洋医学って昔からの経験実績があるんですものね。
「チャングムの誓い」ってドラマ知りませんか?
あれを見てると、食について考えさせられますわ^^;

投稿: りゅう | 2005年11月20日 (日) 11時28分

自然治癒力を高めるのが漢方の考え方ですよね。その考え方と西洋医学がうまくミックスされるといいですよね。でも漢方も副作用があるのもあるらしいですね。更年期の症状にも漢方がいいらしいんだけど結構お高いのよね。

投稿: ちまき | 2005年11月20日 (日) 23時28分

ごめんなさい。コメント、お返事したつもりが、反映されていませんでした。

☆りゅうさんへ

そうですよね。ただのインチキだったら今に至るまで受け継がれていないでしょうね。西洋医学に較べて、分りにくいけれど。
チャングム、話題になっていましたね。文化も良く分るらしいですね。見逃しましたが。

☆ちまきさんへ

間違った治療をされると怖いですね。副作用のない薬はないって言いますが、漢方もそうなのかしら。私の友達も、更年期には漢方が効いたって言っていました。高いのは保健の関係かも知れませんね。

投稿: | 2005年11月22日 (火) 23時38分

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