« プロフェッショナル・宇都宮健児氏 | トップページ | 娘による人間の分類 »

「父帰る」・「モンスター」

映画を見ました。この2本とも大変印象的な映画でした。

「父帰る」は、ロシアの田舎町で暮す母と2人の息子のもとに、12年ぶりで父親が帰ってきます。そして、息子たちを連れて車で短い旅に出るのですが・・父は寡黙で厳しい。息子たちは父になじめず、愛情を感じる事ができない。弟は、「何故帰ってきたんだ!苛めるためか?」とまで言ってしまいます。父親は仕事があるといって、一旦子供たちをバスで返そうとするのですが、思い直して彼らを連れて、無人島のような小さな島に渡ります。そして、思いもかけぬ衝撃のラスト。父親が何者なのか、どこへ行っていて、何故帰ってきたのか、なぞは残ったままです。

それぞれのキャラクターは、鮮明です。謎の父、一生懸命馴染もうとする兄、馴染めずに頑固な態度を増す弟。そして何をやっても齟齬が生じて、ぎくしゃくする親子関係。特に弟の思いつめた顔が印象的で、心に残ります。家族の葛藤を描いた映画は沢山あると思いますが、この映画には胸をえぐられる思いがしました。

「モンスター」は、底辺でどん底の生活を送る売春婦が描かれます。シャーリーズ・セロンは、この演技のために13キロも体重を増やしたとか。渾身の演技でした。たまたまバーで出会った女性によって愛する事に目覚めた彼女は、彼女の為に、精一杯頑張ろうとするのですが、何もかもうまくいかず、犯罪に手を染める。最初は偶然の防衛のためだったのが、彼女に去られないために、お金のためにも犯罪を犯していくようになってしまい・・

実話が元になっているようです。それにしても、あまりにも悲惨なお話です。彼女の、生い立ちも過酷で、彼女が可愛そうでなりませんでした。アメリカは豊かな国なのに、このように底辺でもがく人も多いのでしょう。運命とは、残酷なものですね。

|

« プロフェッショナル・宇都宮健児氏 | トップページ | 娘による人間の分類 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

めろんちゃんって、お時間が許せば
読書と映画三昧で暮らしたいタイプでしょうか~?
その中に、ご主人様も仲間に入ってます?

映画でも読書でも病みつき状態になりやすいですよね~

わたし、余暇は何したいのかしら~~やはり外の空気がすいたいかも・・。

投稿: りゅう | 2006年2月11日 (土) 21時26分

やっぱ映画は印象的な映画がいいですね。先日「THE 有頂天ホテル」を観にいきましたが、おもしろかったんだけど、あまり印象深いとは言えず・・・。その場で楽しむにはいいけど。
私は個人的には切ない映画とかが好きかも・・・、最近観たのでは「私の頭の中の消しゴム」「ALWAYS~」が良かったなぁ^^。(あっ めろんさんと同じ頃=クリスマス頃? 観てましたねえ)

投稿: フラワー | 2006年2月12日 (日) 16時23分

どちらも知らない映画でコメントできないけど、めろんさんは、自分の世界を持っていて羨ましいといつも思ってます。
好きなものがはっきりしていて<thaめろん>という世界があるね。
私にないものを持ってる感じで憧れちゃうなあ~

投稿: ちまき | 2006年2月12日 (日) 20時01分

☆りゅうさんへ

そうね、本と映画が大好きで、あと絵や、旅行も好きです。スポーツクラブですごすのもすき。家事は・・料理は好きなんだけど、あとはいやいやかも。だからお察しのように、家はぐちゃぐちゃで、いつも、夫に怒られています。

☆フラワーさんへ

印象に残る映画、面白い映画、考えさせられる映画、色々ありますよね。それぞれ、あっていいのかな。ALWAYSは、懐かしかったですね。色んな世界を知りたい、感じたい、欲張りな私です。

☆ちまきさんへ

そんな、とんでもないです。いつもいつも、迷っている私です。ちまきさんこそ、地に足が着いているって言うか、理想的な母、そして奥様で、素敵だと思います。

投稿: めろん | 2006年2月12日 (日) 22時03分

誤字脱字はいつもなんだけど、the→thaはないよね。自分でもあきれてます。

めろんさん、誤解してるわ。私はそんな理想的な母親じゃあないよ。子供が聞いたら笑い転げるか、怒り出すか・・・・・
周り観てると出来すぎたお母さんが良いお母さんじゃあないような気がするし・・・・・

投稿: ちまき | 2006年2月13日 (月) 15時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/108726/8608715

この記事へのトラックバック一覧です: 「父帰る」・「モンスター」:

« プロフェッショナル・宇都宮健児氏 | トップページ | 娘による人間の分類 »