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アッコちゃんの時代

「アッコちゃんの時代」林真理子著・を読みました。バブルの時代を奔放に生きた若く美しい女性の物語。男たちにかしずかれ、面白おかしく暮らし、地上げの帝王と呼ばれた男の愛人になったり、あの六本木のキャンティの御曹司の妻になったり。彼女は運命の流れに身を任せ、男を愛するというより、男に与えられる贅沢な生活を愛したように思えます。だから男に去られても、あくまで淡々としているのです。不思議な女性かもしれないですね。

はっきり言って、全然共感できない。こんな世界もあるのかなという感じ。(モデルは実在の女性らしいですが。)自分から求めてというより、来るものは拒まずという感じなので、あまりいやらしさはなくて、憎めないところもあるけれど。作者は何をかきたかったのかなぁ。

それにしても彼女は幸せなんでしょうか?人間って幸せを求めて生きているんじゃないでしょうか。もちろん幸せって言っても人それぞれ違うんだろうけど。私が彼女だったら幸せになれるとは思えません。

自分のことを顧みれば、どうなんだろう?気のあう家族がいて、健康で、適当に遊ぶ余裕もある。そこそこ幸せだと思います。でも何か満たされないという気持ちもあります。贅沢なんでしょうか。何が欲しいのかな。

何か一つ願いがかなうとしたら、何でしょうか。お金があったらもっとあちこち旅行したり、おいしいもの食べたり、好きなもの買ったりできるけど、少し違う気がする。例えばすごい美人になれたら嬉しいけど、いまより少しは楽しいかな、と言う程度じゃないかな。何か特別な才能があって、(音楽とか芸術とか)自分を表現できて、人をも喜ばせられる事ができたら。う~ん、それはかなり幸福感を得られると思う。でもそんなものないし・・

前に母が言っていたけれど、困った時は周りを変えようとばかりしないで、自分が変わることも考えなさいと。もちろん努力も必要だけど、いまある状況で幸せになるには自分の考え方や感じ方を変えていくことも必要かもしれない。でも、これって結構難しい。ほんのちょっとしたことで不快になったり、人に望みすぎたりしてしまう自分。息子と話していて、自分をコントロールする事って難しいよね、と言ったら、息子が「馬に乗っているようなものだよね。暴れ馬だったり、大人しい馬だったりするけど。」といったんです。うまいこと言うなって思いました。座布団3枚ぐらいあげたい。

何だか脱線して、幸せについて考えだしてしまいました。こんな事考えているのは大きな不幸がないからかも知れない・・

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コメント

>困った時は周りを変えようとばかりしないで、自分が変わることも考えなさいと。。

ウン・・・・・難しい事ですね。
幾ら考えても、私には難しい。。。
お母様は長い人生、そうやって切り抜けていらしたのね。
めろんちゃんには良い大先輩が居ますね。

確かに、今、大きな不幸がないかもしれない。
小さなトラブルは茶飯事だけどね~

何が幸せか不幸か、一人ひとり、物差しは違うから
だから、人間って飽きないのでしょうね。

投稿: りゅう | 2006年2月 7日 (火) 14時25分

めろんさんは幸せだと思いますよ、
気の合う家族がいて(気が合うだけでいいのよ、合わない家庭も多い)、健康で、遊ぶ余裕があり・・・だなんて世間一般からいうとそれでもう十分幸せだと思う。でも何かが足らないような・・・いうのもわかるわ、確かに贅沢だけどそういうのってあると思う。自分に置き換えて考えれば、私の場合は熱中するものがないからじゃないかなあと思うの、今までは子育てに忙しかったけどそれが終わってなんだかポッカリしたような、。私はあとは 女の子が欲しかった!と、実家の近くに住みたかった!があるんだけどね。
まあ人間は欲を言えばきりがないけど、まずは健康が第一だと思います。
それとお母様がおっしゃったことは最もだと思うわ、自分が変わるのって必要だけど難しい・・・。

投稿: フラワー | 2006年2月 7日 (火) 17時16分

こんばんは。
私の周りの人を見て、幸せじゃないという人は、絶えず不幸の種を見つけているようで、どちらかというとマイナスの見方をしていることが多いですね。
現状に満足することのない、人の性、なんでしょうか。
生きるスピードも人それぞれなのですから、感じ方も人それぞれでいいと思うけどなあ

投稿: まきち | 2006年2月 7日 (火) 21時31分

周りを見渡しても100%幸せと言える人っていません。何か、欠けてるところがあると思うの。だから100%を望むのは、もともと無理なことだと思う。だから私もめろんさん同様そこそこ幸せ・・・・かな?
そこそこ幸せならかなり幸せってことよ。
「足るを知る」・・・・・私の好きな言葉です。

でもあえて何が欲しいかといえば、お金でもなく美貌でもなく、」寝る間も惜しいと思えるような好きなこと」ですね。

人間どんなに幸せでもどこかに物足りなさを感じるんでしょうね、きっと。

投稿: ちまき | 2006年2月 7日 (火) 21時36分

☆りゅうさんへ

りゅうさんは自信があるのね。ブログを読ませてもらっても、いつも芯の強さって言うかぶれない考え方を感じます。いつも迷っている私は羨ましいわ。
本当に人それぞれ。だから面白いともいえますね。でも、それでは生きにくいだろうなって思う人もいますね。

☆フラワーさんへ

keikoさんですよね。こっちのほうが素敵。
よく分かってくださってる。贅沢なんだけれどね。でも、物質的でなく、精神的な贅沢は追求していきたいな。フラワーさんはもう1人挑戦してみる?

☆まきちさんへ

それはいえますね。そんな人沢山いる。ささやかな生活でも満足できたら、ある意味人生の達人かも。まきちさん自身はどうですか?

☆ちまきさんへ

足るを知る・・それは人生の教訓ですね。幸せを得るための。でも、時には貪欲に求めることもあってもいいかなとも思います。そう、そういう、物質ではなく、自分に必要な事をね。そこそこ幸せな私たち、でも精一杯生きましょうね。

投稿: めろん | 2006年2月 8日 (水) 00時16分

私は弱いですよ^^;
何か事が起きたら、ガタガタ~~と崩れます。
気を張って生きてきたんでしょうか・・・。
決して平々凡々な暮らしじゃ無かった様に思うわ。
精神的な苦労が多かったです。。

投稿: りゅう | 2006年2月 8日 (水) 13時37分

は~い、フラワーでこれからもよろしくデス!もう一人頑張れるわけないじゃん、もう気力も体力もないよ^^。
ちまきさんの「足るを知る」はいい言葉だね、ほんとここで知り合った人たちって 現状に満足はしてない?ながらも きっとそこそこ幸せなんだろうね・・・いい言葉を聞かせてもらったり いろいろ勉強になります。<今を大事に> 精一杯生きたいものですね。

投稿: フラワー | 2006年2月 8日 (水) 18時14分

☆りゅうさんへ

いつも明るく姉御肌のりゅうさん、苦労も沢山あったのね。少しは察していましたが。でも、これからは、そんなに頑張らないで、肩の力を抜いて、楽しんで生きましょうね!

☆フラワーさんへ

いえいえ、まだいけそうよ。それはともかく、今現在あんまり不幸だったら、ブログなんか書いていられないでしょうね。感謝しつつ、貪欲に・・ね?

投稿: めろん | 2006年2月 8日 (水) 23時30分

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