« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »

秋の見学会・目白周辺

Burogu_007_2 昨日は、同窓会の私の市の支部の、秋の見学会でした。今回は、学校のある、目白周辺を散歩がてら見学し、学校にも行ってみようという計画でした。10時半に集合して、まず、駅の近くの「切手の博物館」へ。

「イヌ年なのにネコ展」と言う、世界の猫の切手の展示をやっていました。この写真はスロベニアの切手ですが、可愛らしい猫の切手が沢山ありました。写実的なものから、長靴をはいた猫をあしらったものや、外国の切手は色も鮮やかで綺麗でした。それに比べると、日本の切手は、地味でおとなしいものが多いと感じました。日本には猫が描かれた切手も少なくて、竹久夢二の猫を抱いた女性の切手が目立つぐらいでした。たまたま、同窓生の中学の同級生の男性が理事をやっていて、わざわざ来てくれて、説明してくれたので、よく分かってよかったです。

お昼は学校に行く途中のお店で、松花堂弁当を皆でおしゃべりしながらいただきました。それから又少し歩いて学校へ。同じ支部の方が、教授をなさっているので、研究室に伺って、活動の様子などを伺いました。とてもパワフルな方で、女性研究者の育成に尽力されているとの事でした。可愛い後輩の女子大生がお茶を出してくれました。それから、最近できた、ビルの様な校舎の屋上にある庭園を見学しました。学校も私たちの頃とは様変わりして、新しくなったのは良いんですが、以前のほうが古くても良い雰囲気だったように思います。ちょっと残念です。

裏口から出て、近くにある、宣教師館へ。明治から戦前にかけて慈善活動をした、マッケーレブさんという、米国の宣教師の方の住まいの一部が保存活動によって残されています。可愛らしいけれど、質素な建物と、庭の一部です。こういうものが保存されるのは、地域の歴史を知ることにもつながって、いいことだと思いました。

そして、すぐ近くの雑司が谷の墓地へ。ここには学校の創設者のお墓があるので、お参りし、夏目漱石の立派なお墓や、竹久夢二の可愛いお墓なども見学しました。

目白から、池袋まで、あちこち見ながら歩いたので、結構疲れましたね。でも、高齢な方もいらしたのですが、がんばって歩いてくれました。最後に皆でお茶を飲んで解散しました。支部の活動に参加するようになったのは、ここ4~5年でしょうか。若いときは子育てで、それどころじゃありませんでしたから。ですから、やっぱり、参加者は中年以上が多いですね。それに、先輩ほど愛校心が強いんです。私たちくらいの世代はそうでもないんですが。でも、同窓生だという安心感というか親しみは感じますね。活動に参加して、新しいお友達ができたのは良かったと思っています。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

コスモスを見に

Burogu_005_1Burogu_002  日曜日は秋晴れの良いお天気でした。そこで、夫と娘と3人で、ぶらぶら小金井公園に出かけました。この公園は、都内で一番広い公園で、昔からの桜の名所で、江戸東京博物館の分館である建物園や、広場はもちろん、アスレティックやサイクリングコース、プールもある体育館など、遊ぶのには事欠きません。子供たちが小さな頃は、この公園の近くに住んでいたので、毎週のように出かけたものです。お弁当を持って、皆で自転車で出かけ、色々なことをして遊んだ、思い出深い公園です。今は引っ越して、少し離れたので、車で出かけました。

久しぶりの公園は、家族連れで一杯でした。整備も進んでいて、裏口から入ってしばらく行くと、ドッグランができていました。初めて見たのですが、それは沢山の色々な種類の犬たちが、走り回ったり、じゃれあったり、面白くて長い間見入ってしまいました。犬って、あんなふうに喧嘩しないで、仲良く遊ぶものなんですね。あんまり可愛いので、飼いたくなりましたが、マンションだし、旅行ができないので無理ですね。

今回は新聞にコスモスが見ごろと書いてあったので、それが目当てでした。最初の写真です。なかなか綺麗でした。クリックしてみてくださいね。実はスケッチブックも持って行ったのですが、公園についてしばらくしたら急に曇ってきて暗くなってしまったので、あきらめました。これから暫くは陽気がいいので、又行きたいなと思っています。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

「魔王」

娘の病院通いで、(片道1時間半以上)何冊か本を読みました。電車の中で本を読むの、結構好きなんです。移動と読書と二つできてなんか得した気がするし、意外に頭に入る。悲しいのは、すぐ泣いちゃうのでだめですけど。

そのうちの1冊、井坂幸太郎著 「魔王」、重力ピエロが面白かったので。

この本でも、兄と弟が出てくるのですが、理屈っぽい兄と、ほんわかした弟はすごく仲がいい。兄は会社勤めなのですが。あるとき、上司に理不尽に罵られる男性を見て、俺だったらこういってやりたい、と思っていたら、本当に男性がその通り、言い返すのに唖然とします。これをきっかけに、兄は自分に他人に乗り移るようにして、自分の考えた言葉をしゃべらせる能力があることに気づきます。

その頃、野党の党首である、犬飼と言う男が人気を集めています。アメリカ追従にストレスもたまっていたとき、彼なら何かやってくれるのではないかと言う期待が高まっていて、それを犬飼もきっぱりした言説であおっています。しかし、兄は彼にヒットラーやムッソリーニの影を見て、不安を感じています。、犬養が会社の近くに演説に来ていることを知り、やむにやまれず出かけていって、例の能力を使って演説を台無しにしようと試みるのですが・・・

続編、「呼吸」は、兄の亡き後の弟と弟の彼女の物語です。彼等は政治的人間ではなかったのですが、憲法改正の国民投票が迫っています。そして、そのときの総理はあの犬養なのです。新聞もテレヴィも見ない二人なのですが、いやおうなく考えずにいられない状況です。そして、またしても、弟にもある超能力があることが分かってきます。彼も、何かをしなくては、と言う思いが募ってきます。

ムッソリーニが、捕らえられたとき、愛人クラレッタと共に殺され、逆さ刷りにされたのですが、勇気のある人間が、クラレッタのまくれ上がったスカートを直してやったそうです。興奮した群集に襲われる危険を冒して。弟はせめてそういう存在であることを願うのです。

どうもうまくかけませんが、私が感じたのは、大衆の恐ろしさです。太平洋戦争の時の日本人の行動も、怖いことが多いですよね。特に大勢になると、その流れに逆らうのは、命がけの勇気が必要なのでしょうね。そんな時代にならないことをナがうばかりです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

退院しました

突然網膜はく離の宣告を受けて、手術のために入院していた娘が、昨日退院しました。

手術に2時間もかかり、心配しました。そして、麻酔が覚めてからはかなりの激痛に耐え、次の日は絶え間ない涙のために眠れなかったそうです。その後は段々に痛みも軽くなり、順調に回復し、1週間の入院生活を無事終えることができました。

目の病気なので、本を読むこともできず、音楽を聴いたり、折り紙をしたりしていました。4人部屋だったのですが、あとは皆熟年女性で、楽しそうに話していたのに、入っていけないで「孤独・・」と言って淋しがっていましたが、終わりのほうは仲良くなることができて、携帯番号の交換までしたとか。その中に、とても面白いというか可愛い叔母ちゃまがいて、娘のところに来ては、おしゃべりしたり、折り紙を欲しがって、あげるとすごく喜んでくれて娘も嬉しかったようです。「私はどこへ行くのもベンツなの」と言うので、お金もちなんだなぁと思ったら、ベンツとは自転車のことだったんですって。他の人にも通じていたらしいから、千葉方面ではそういうのかしら?私は初めて聞きました。こっちでは「チャリ」ですね。帰ってきてからも、彼女の話で盛り上がり、すっかり元気を取りもどした娘です。Nさん、本当にありがとうございました。

視力も段々に戻ってきたようで、まだ、充血や、あざはあるんですが、手術直後は、全然見えなくて、「本当に見えるようになるのかなぁ。」」と不安がっていたのが、大分薄らいで、元気が出てきたようです。仕事のことも心配で、今日も出社するといったのですが、休ませました。やっぱり、健康第一ですよね。

Burogu_2 これは、今朝届いた兄からの(娘にとっては伯父)お見舞いです。カードに、お疲れ様とありました。家族はもちろんですが、職場の同僚も、沢山お見舞いに来てくれたし、兄もずいぶん心配してくれました。気にかけてくれる人が沢山いて、娘は幸せだと思いました。後は、少しずつ完治するのを待つばかりです。元に戻るには、3ヶ月から6ヶ月かかるそうなので、長期戦です。でも、元々、今年一杯で、転職する予定だったので、すぐに就職するのはやめて、しばらく目をいたわることにしたようです。その間は、家事をやってくれるそうですが・・・まぁ、期待します。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

娘の入院

大分前から、娘が「目がおかしい、きっと悪い病気だと思う」と言って、眼科に3ヶ所も行ったのですが、アレルギー性の結膜炎と言われて、点眼薬をもらうだけだったんです。娘は、かなり神経質で、怖がりなので、心配しすぎだろうと思っていました。先日、娘の代わりに薬局に薬をもらいに行ったのですが、かなり強い薬が出ていたので、私も気になって少し薬剤師さんと話したのですが、やっぱりその薬を長く使うのは心配ですね、と言われ、そのときに、いい眼科の病院(御茶ノ水の井上眼科病院)があると聞きました。娘に話すと、その病院に行ってみたいと言って、ネットで調べたりして、評判がいいので、有給をとって先週受診したんです。

お昼ごろ出かけて、5時になっても帰らないので心配になってメールすると、「手術だって!まだ検査がある」と、返ってきてびっくりしました。帰ってきて話を聞くと、なんと、網膜はく離だとの事で、翌日西葛西の分院で詳しく検査するように言われたらしいんです。翌日は私もついていったのですが、やはり手術が必要だとの事で、どうせやらなくてはならないなら、一番早く予約が取れる今日に決めました。

娘は何しろ小さい頃から、注射と言うと逃げ回るくらい怖がりだったので、心配だったのですが、直るんだったら手術も仕方がないと言って、すんなり決めたので、少し驚きました。昨日は息子にゲオに連れて行ってもらってCDを沢山借りてきてIポッドに入れて準備していました。目の病気なので、本も読めないだろうし、大好きな音楽で乗り切るつもりのようでした。

今日はあいにくの雨でしたが、6時20分に出発、息子が車で三鷹まで送ってくれたので助かりました。8時について、診察や説明を受けて、10時からいよいよ手術。どうやって麻酔するのかが心配だったのですが、やっぱり局所麻酔で、目に注射、しかも少し痛いですよ、といわれ、泣きそうな顔で手術室に入っていきました。1時間くらいと聞いていたのですが、2時間以上もかかって、何かあったのかと心配しましたが、何とか無事に終わりました。麻酔の注射以外は痛くはなかった様ですが、怖くて震えるので、看護士さんが「大丈夫?」といって手を握っていてくれたとか、ぬいぐるみの熊を抱かせてくれたとか・・まるで子供です。メークも落として、長い髪を二つに結んでいたので、高校生ぐらいだと思われたんでしょうか。そういえば、病室に帰って、看護士さんが説明に来ても、本人でなく私に言っていたのは、やっぱり子供と思われていたのかも。

術後、2時間安静にして点滴を受け、やっと食事が取れて、後ろ髪を引かれながらも私は帰ってきました。まぁ、無事に終わってやれやれですが、今日は痛むと聞いていたので、どうかなぁ、と気になっています。入院は1週間ほどですが、しばらく通ってやらなくては。東京の西の端の我が家から東の端の病院なので、1時間半はかかります。それでも、やっぱり、良い病院にかかるべきですね。前にかかっていた3軒の病院はなんだったんでしょう。ここでは、ちょっと見ただけで、網膜はく離の疑いがあるといわれたそうです。神経質なくらいの娘でなかったら、分からずに病気が進行していただろうと思うとぞっとします。幸い、初期でしたし、剥離の部分も悪い部分ではなかったようなので、幸運と思うしかないのでしょうが。

でも、怖いですよね。私の友達のご主人も、のどがおかしいと、ずっと近所で風邪と言われているうちに、喉頭がんが手遅れになった方もあります。自己防衛のためには、納得できなかったら、いい医療を受けられるように自分でがんばるしかないんでしょうね。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

「東京湾景」

吉田修一著 「東京湾景」を読みました。以前、「パークライフ」で、芥川賞を受けた作家ですね。「最後の息子」も読みましたが、どちらも爽やかな印象でした。

「東京湾景」は、趣が変わって、今流行?の出会い系で知り合った男女の物語です。実は今、朝日新聞の夕刊の連載が、吉田修一作で、ちょっと面白いので又読んでみようかなと思って買ったのですが、連載も出会い系の物語で、少しかぶっています。

品川の倉庫でフォークリフトで荷の積み下ろしを仕事としている亮介と、東京湾をはさんだ、お台場でバリバリ働く涼子事、美緒。この、環境も生活も正反対の二人が、メールで知り合います。亮介は綺麗な美緒にすぐ引かれるのですが、美緒のほうは本名も明かさず、仕事も架空の話をしたまま、連絡を絶つのですが・・

亮介には一応恋人もいるのですが、美緒が忘れられず、数ヶ月たって送ったメールに、美緒からの返事があり、又会うことになります。亮介は高校の先生との苦しい恋の経験があり、美緒は上司との行き擦りの不倫の経験があり、両親からはお見合いを勧められています。心の奥で、真実の愛を信じられない二人なのですが、段々深く惹かれあっていきます。

亮介の働く、無機的な倉庫郡とすんでいるアパート、美緒の働くお台場の近代的なオフィス、東京湾をはさんでお互いに見えるところにいるのに、離れている二人の様子が心のありように重なります。それは、肉体関係と、心の距離とも同じように感じられます。さめているつもりなのに、いつの間にか自分の物ではないように、深まっていく心。

二人の様子は、亮介を取材に来た小説家が連載するラブストーリーに、二重写しになってもいます。戸惑いながらも、お互いを求める気持ちを少しずつ確認しつつある二人がいます。小説は、ここで終わっていますが、その後が気になる終わり方ですね。対照的な二人が、この愛をはぐくみ続けることができるのか、気になるところでした。

| | コメント (3) | トラックバック (4)

« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »