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「イントゥー・ザ・ワイルド」

Burogu

昨日、息子と夫と3人で、恵比寿ガーデンプレイスでやっていた、「イントゥ・ザ・ワイルド」を見てきました。娘は、遅い夏休みをとって海外旅行中です。

少し早めに出て、途中、渋谷の松濤美術館によるつもりだったのですが、道に迷ってたどり着けず、時間がないのであきらめました。あの辺、一通ばかりで、すごく複雑です。

ガーデンプレイスについて、まず夕食をとりました。焼き鶏とおでんの店。ビールは控えめにしておきました。以前いい気になってワインを飲んで映画を見たら半分ぐらい寝てしまいましたから。

さて、映画です。ショーン・ペン監督の実話に基づいた話で、ロード・ムービーのような感じです。でも、中身はショッキングでした。

傍目には何不自由ない、成績優秀なクリスは、無事大学を卒業し、両親の期待を受けている。しかし、彼は、誰にも言わず、貯金を寄付し、古いダットサンで旅に出てしまう。それは、家族から見れば、理由のわからない失踪だった。

あちこちを旅し、車も乗り捨て、放浪するクリス。心に迫る出会いもあるが、彼の心はひたすら自由を求め、遂に北の荒野、アラスカにたどりつく。誰一人いない荒野で、彼は不思議な乗り捨てられたバスを発見し、そこにとどまる。獣を撃ち、木の実を食べる生活。そこには何もない自由と、孤独があった。

戻ることを決め、来た道をたどると、来たときは小川だった河が増水して濁流となり、到底渡ることができない。バスに戻ったクリスだったが、体の変調をきたす。本で調べて食べた植物が、似ているが毒をもったものだったのだ。

苦しみ、孤独の中で衰弱してついに・・・

彼を突き動かすものが何なのか、ずっと考えさせられました。両親の不和、取り繕われた家庭、社会、彼を縛るすべてのものを、振り捨てて自由を求めたのか。知らない世界へのあこがれか。彼の強さ、弱さ、優しさ、そのすべてが彼を突き動かしていたようにも思えます。「僕は幸せだった」と、彼は書き残しています。

彼の生き方にあこがれも感じますが、痛々しい気持も持ちました。うまく言えませんが。

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