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「ピカソ展」・「歩いても歩いても」

六本木の新国立美術館で、「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」という展覧会を見てきました。

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これは、ポスター。「ドラ・マールの肖像」・・・ドラ・マールはピカソの愛した女性の一人。(確か結婚したけれど、新しい愛人ができてピカソは去って行った。)彼女の写真を見たことがあるけれど、このピカソ的に(キュビズム)描かれた肖像は写真以上に彼女を表しているように思えました。

この頃の美術展では、ポータブルのガイドを貸してくれますね。新聞で、この展覧会のガイドはドラマ仕立てで面白いと書いてあったので、初めて借りてみました。指定された絵画の前にきて、ナンバーを押すと、イヤフォンから解説や、ピカソとその愛人たちの言葉が流れてきます。絵の背景が分かって面白かったです。

それにしてもピカソは巨人ですね。絵の才能においても、女性を愛する情熱においても。圧倒される思いでした。そうそう、絵画以外に彫刻や立体の作品もありました。91年の生涯、衰えることのなかった創作欲、多岐にわたった表現、やっぱり巨人としか言いようがないですね。

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新美術館の入り口。亡くなった黒川紀章氏の作品で、私は好きです。中もダイナミックな吹き抜けがあって、素敵です。

お昼時を狙って行ったので、思ったほど混んでいなくて、ゆっくり見ることができました。見終わったのが2時頃、お腹がすいてしまったので、ミッドタウンでランチを食べました。ミッドタウンでももう一つのピカソ展をやっているんですが、一緒に行った友達は、そちらも来週行くと言ってました。

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ミッドタウンの1階にある、LaColinaというメキシコ料理のお店で食べたタコス。このほかに、サラダ、黒豆のスープ(アボガドとか入っていてすごくおいしかった)、飲み物が付いて、1650円。この場所にしては格安ですよね。店員は外国の方が多くて、すごくにこやかで感じが良かったし。テラス席で食べたんですが、芝生や安藤忠雄設計の展示館が見えて、気持がよかった。

そして次の日、夫と息子と3人で映画を見に行きました。是枝監督の、「歩いても歩いても」です。

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阿部寛演じる主人公は子連れの未亡人と結婚しているが、目下失業中。兄の命日に、泊まりがけで実家に帰るが、元開業医の父とはそりが合わず、ぎくしゃくした関係。能天気な姉(you)と、その調子の良い夫と娘たちも集まり、食事を共にするのだが、それぞれの思いは微妙に違っていて・・・

何気ない家族の日常とそこに含まれる齟齬、というテーマは小津安二郎を思い起こさせる。これはこれでよくできていると思うけれど、小津の作品にはまだまだ、と思ってしまう。息子は結構気に入ったらしい。私はまぁまぁと言ったところかな。私の家庭なんか、親子も友達感覚に近いし、頑固で威厳のある父親なんて、最近はなかなかお目にかかれないんじゃないかしら。だから、こういったテーマも、変わっていくんでしょうね。もちろん、家族のもろもろの行き違いは、永遠のテーマではあると思いますが。

映画を観たのは飯田橋のギンレイホールだったので、このあと、神楽坂で飲みました。神楽坂って、食べるところが多いこと!雑誌に載っていた店を探したんですが見つからなくて、その近くの(これも載っていました)もん、というお店で色々食べて飲んで、楽しかったです。帰ったら、10時半ごろ。息子はそれから地元の友達と、カラオケに行って3時ころ帰ってきました。若者は元気です。

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コメント

ピカソって愛人が6人もいたんですよね。
それぞれが彼の芸術に影響しているとか。
英雄というか芸術家、色を好むですね。
幸か不幸か、私には真似ができません。(^-^)

投稿: ripple | 2008年11月11日 (火) 18時46分

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