« 「シズコさん」 | トップページ | 「最悪」 「対岸の彼女」 »

村上春樹さん ガザ攻撃批判

これは昨日の朝日の夕刊の見出しです。

作家の村上氏が、イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞を贈られ、その授賞式での事です。イスラエルのパレスチナのガザ地区への攻撃には世界中の人が胸を痛めていると思います。攻撃で、1300人以上が死亡し、大半は一般市民で子供や女性が多く含まれています。誰か忘れましたが、「一発殴られたら、相手の家族を皆殺しにするようなものだ。」と言っていましたが、全く同感です。そして、世界一の大国、アメリカはあくまでイスラエルを擁護しています。アメリカでのユダヤ勢力の大きさがどんなものか分かります。あのオバマ大統領でさえ同調しているのですから、無力感さえ感じます。ユダヤの人たちは、大戦で悲惨な目にあったというのに、どうしてこんなにひどいことをできるのでしょうか。

村上氏の授賞式への出席には反対する団体もあり、実際、01年と03年の受賞者は欠席し、イスラエル批判のビデオスピーチを送ったそうです。でも、村上氏は迷った挙句、出席して、メッセージを伝えることを選びました。テレビでも報道されていましたが、個人を卵にたとえ、「たとえどのようなことがあっても、私は、卵の側に立つ。」と発言しました。

立派だったと思います。世界中に報道され、インパクトも大きかったと思います。作家は社会的な発言をしない人が多いように思いますが、(大江健三郎さん等の例はありますが)村上さんは、小説以外にも、地下鉄サリン事件のインタビューをまとめた著書などもあり、当然社会に大きな関心をもった方だと思います。私は長年の村上ファンなので、特にうれしく思いました。社会に影響力を持った方たちは、もっともっと、発言していただきたいものです。

|

« 「シズコさん」 | トップページ | 「最悪」 「対岸の彼女」 »

「ニュース」カテゴリの記事

コメント

そんな事があったのね。
新聞に載ってなかったし、知りませんでした。
ただ受賞したことだけ。

もの言わない人が多過ぎです。
よくぞ勇気を出しておっしゃった。

投稿: りゅう | 2009年2月17日 (火) 21時50分

☆りゅうさんへ

パレスチナの状況には、いつも心を痛めていたので、よく言ってくれたという思いです。イスラエルの新聞では、あまり報道されなかったようですが、程度の差はあれ、世界中でスピーチが流れたので、感動した人も多かったと思います。

投稿: めろん | 2009年2月20日 (金) 11時30分

村上氏のニュースは知りませんでした。
しかし最初に声をあげる人は勇気のいることだと思います。
今はブログ炎上などが頻繁に起こっていて、
世間一般に受け入れられていることに対して一言言うだけで、
その人の意見が攻撃を受け葬り去られてしまいます。
また反対にその意見が世の中に受け入れられると、
今まで黙ってたメディアがこぞって同調し相手を攻撃する。
そういう行為がよく目に付くように思います。

投稿: fumika | 2009年2月21日 (土) 15時35分

ユダヤとパレスチナ
終りのない骨肉の争い
江原啓之さん
どうしたらいいのか
教えてください

投稿: ripple | 2009年2月23日 (月) 09時28分

☆fumikaさんへ

本当にそういう傾向、ありますね。みんな右へならえ、みたいな。今は情報があふれている時代なので、自分で判断するのも難しいですが、自分なりに情報を選別する目と、判断のスタンスを確固とする必要がありますね。難しいですが。村上さんの講演にはそれが表れていたと思います。

関係ありませんが、村上さんの新作、しばらく出てないですね。待ち遠しいです。

☆rippleさんへ

残酷な仕打ちを受けて
同じことをやってしまう
負の連鎖は
いつまで続くのでしょう
断ち切る勇気があれば!

投稿: めろん | 2009年2月23日 (月) 21時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/108726/44092792

この記事へのトラックバック一覧です: 村上春樹さん ガザ攻撃批判:

« 「シズコさん」 | トップページ | 「最悪」 「対岸の彼女」 »