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草薙君

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大騒ぎですね。スマップの草薙君の事件(?)

私は彼のファンでは全然なくて、むしろ優等生っぽくて好きな感じではなかったんですが。この件で、かえって応援したくなっちゃいました。

マスコミの騒ぎ方はすごかったでしょう?どこの局でも、容疑者、容疑者って、まるですごく悪質な犯罪者扱い。もっと大事な事件はたくさんあると思うのに、マスコミの横並びには本当に愛想が尽きます。

大体、事件っていっても、夜中の誰もいない公園で裸になって多少騒いだってことでしょう?誰かに見せたかったとも思えないし、そんなに悪質?俗にいう露出狂、私もあったことあるんですけど、ああいう奴はもし捕まってもこんなに大騒ぎはされたの見たことない。

本人は酔っ払って何にも覚えてないみたいだけど、私が想像するには、きっと自分の部屋にいるつもりでシャワーでも浴びようとしたんじゃないかしら。服もきちんと畳んであったっていうし。

まぁ、本人も大人げなかったと反省しているし、自分の弱さも認めている。そうだよね。人間なんて弱いものだよね。お酒好きの人なら、少しくらい失敗した経験あるんじゃないかな。若いころ、会社の宴会なんかで、酔っ払って絡まれるなんてよくありましたね。今だったらセクハラだけど、あの頃はそんな言葉もなかったしね。ああいうおやじの方がよっぽどたちが悪いんじゃない?立場を利用して。あぁ、思い出したら腹が立って来ちゃった。ともかく、草薙君なんて、可愛いものだと思うんだけど。

釈放されたとたん、一斉に容疑者から、草薙さんに変わったのも凄い違和感があったな。まあ、彼の立場は少し変わったからなんでしょうけど、やったことは変わってないんだから。マスコミのいやらしさばかりが印象に残りました。

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「スラムドック$ミリオネア」

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見てきました。アカデミー賞8賞受賞の「スラムドック$ミリオネア」。家族4人、珍しくみんな見たいと意見が一致したので、揃って見に行きました。

日本でもやってましたよね、クイズ・ミリオネア、あれって世界中でやっているんですね。映画では、インドのスラム出の青年、マジャールがこのクイズに出演し、奇跡的に正解を続けてあと1問を残すところまで行きます。観客や視聴者は大騒ぎ、しかし司会者は無学な彼の不正を疑い、マジャールは逮捕されます。

過酷な尋問と拷問まで受けますが、マジャールは口を割りません。何故って、彼は正解を知っていたからです。映画は、彼の生い立ちにフラッシュバックし、過酷な運命の中で育ってきた彼が、何故正解を知っていたかを解き明かします。

スラムに生まれ、宗教対立の抗争で母を失った後は、兄のサリームと2人で悲惨な現実を生き抜いてきたこと。偶然知り合った少女レティカとの恋、兄との離別と再会。いつも生死すれすれのところで、たくましく生き抜いてきて、今の望みはレティカと会うことです。

インドの都市とスラムの映像は迫力満点。幼いころの兄弟の愛らしさに胸がいっぱいでした。映像が素晴らしかった!2時間、引きつけられっぱなしでした。

子役たちは、実際にスラムの子供たちの中からスカウトしたらしいです。子供って、本当に何人でも可愛いですね。生き生きしていて、見ているだけでなぜかうるうるしてしまいます。司会者、ちょっと悪なんですが、日本のみのさんになんだか雰囲気似ていておかしかった。

映画館に行く途中、車だったのですが、義弟から夫に緊急の電話がかかってきて、運転しながら出てしまい、それを運悪くおまわりさんに見つかってしまいました。罰金6000円・・でも、映画には間に合わないと思ったんですが、何とか始まってすぐの所から見られました。映画の後は、焼き肉食べて、みんなで盛り上がって帰ってきました。楽しかったです。この映画はお勧めです。

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京都、奈良でお花見

先週の日曜日から、2泊3日で京都・奈良に行ってきました。前回は紅葉がすばらしかったので、桜もいいかなと思って行ったのですが。

最初は清水寺へ向かったのですが、清水道は人・人・人・・・

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こんなに混んでいました。

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お寺も人が並んでいるし、桜も大したこと無さそうで、Uターンして、三年坂にある「清水三年坂美術館へ。七宝や彫金、象眼の美術館で、夫が前から行きたがっていたところです。小振りながら、珍しく美しいものを見て、目の保養になりました。

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雰囲気満点の石塀小路にある喫茶店で一息つきました。坪庭にある細い植物はとくさと言って、芸者さんが三味線の撥を磨くのに使ったそうです。それで、この辺には多いらしいのですが、今は縁起物だそうです。

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円山公園のしだれ桜、なんですが、病気らしく、痛々しい姿になってしまっていました。15年くらい前に見たときはこの倍くらいの、すごい迫力でした。

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宿で食事をしてから、白河通りの夜桜見物に行きました。幻想的でとてもきれい。白河の対岸にはお料理屋さんが並んでいて、その様子が見えるのも面白かった。(写真がうまく撮れなくて残念)ちょっと、ヒッチコックの「裏窓」を思いだいました。ヒッチコック作品で私が一番好きな映画です。グレース・ケリーが美しかった・・関係ないけど。先斗町も散歩しましたが、依然より飲食店が増えて、ひしめきあっていましたが、それでも粋な感じがあって面白かったです。

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二日目、知恩院へ。立派な三門。

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知恩院の庭園。極楽浄土をあらわしているそうです。

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通りかかった青蓮院の門前の楠。あまりすごかったのでパチリ。

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平安神宮をちらっと見てから哲学の道へ。コートがいらないぽかぽか陽気でした。

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電車を乗り継ぎ、午後は奈良の長谷寺へ行きました。全山桜、でも少し遅かったのかな。駅から長谷寺まで20分、お寺の中も階段や坂が多くて、帰りはへとへとでした。

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三日目の朝、宿の近くの平城京跡に再建された、朱雀門。この辺は平城京の中心だったんですね。ポランティアの方がいて説明してくれました。想像するとロマンがありますね。

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駅までタクシーで、と思ってたら全然通らず、ちょうど来たバスに乗って春日大社へ。広いですね。初めて行った気がするけどどうかな。

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午後は憧れの吉野へ。これは蔵王堂。

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吉野の桜は少し早いかも、とは思っていたんですが、こんなものでした。よく写真で見る、圧倒的な迫力ではなかった・・人出はここもすごかったんですけどね。

このあとは京都に戻り、何時もの伊勢丹の中のお豆腐料理の店で、お酒を飲みながら食事をして帰りました。

う~ん、うすうすお分かりでしょうが、桜は期待したほどではなかったですね。やっぱり、京都は紅葉が一番じゃないかな。桜はこちらでもいろいろきれいなところがあるし。今回は何しろよく歩きました。歩数計を持っていったんですが、2日目なんか、3万歩以上。それも高低差が多いので疲れました。こんなに歩いたから、と思ったのに、しっかり1キロは増えてましたし。1週間かかってやっと戻りましたが。また、秋には懲りずに行きたいと思っていますが、一度雪の京都も見てみたいですね。

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名著講義・山川菊栄「武家の女性」

芥川賞の発表があると、文芸春秋を買うんですが、ついでにほかの記事も読みます。その中に、こんな記事がありました。藤原正彦先生のゼミの講義が掲載されていました。藤原氏は「国家の品格」で有名ですよね。私は読んでいませんが。題名が、右翼っぽい感じがして敬遠していました。それが、rippleさんのブログで、氏が新聞紙上で身の上相談をやったのをまとめた本が紹介されていたのを見て、面白そうだったので読んでみたら、ユーモアがあって、共感するところもあったので、この記事が目に留まりました。

山川菊栄は、名前は知っていた程度です。大正時代に女性解放運動の闘士と呼ばれた人です。その彼女が母を主人公に幕末水戸藩の下級武士の生活を描いた物だそうです。その本自体読んでいないのですが、講義の内容は興味深いものでした。

封建時代の女性は束縛されて自由もない、悪いイメージがありますよね。私もそうだったんですが、実はとても強く自立してプライドを持って生きていた女性も多かったそうです。夫との役割分担がはっきりしていて、家事育児全般は一切取り仕切っていました。勿論、財力はなかったけれど、今のようにお金の価値を重視した世界ではなかったので、それで卑屈になることはなかったのです。

その頃は妾を持つことも公認されていましたが、それも、家系を保つための手段として妻は公認していたのです。男の子が生まれなければ、家は絶えてしまうので、正妻は妾の面倒まで見たそうです。

この話のところで、学生が、そういうことなら我慢が出来るかもしれないけれど、性的な意味での妾はだめです、と言ったのが面白いというか、う~ん、と思いました。それから、顔も見ない相手と結婚するぐらいなら、浮気をして心中してやる、と言った学生もいました。

確かに、武家の女性は自由な外出はもとより、実家にも盆暮れに挨拶に行くぐらいとか、今から見ればとても大変です。七去三従と言って、儒学の教えでは、「子なき女は去る」「悪しき疾あれば去る」などなど、男尊女卑の思想には怒りを抑えられません。そんな中で、主君に命をささげていた男性に、献身することに価値を見出し、強く生きていた女性たちがいたんですね。

今で言えばフェミニストであった、山川が、「住みにくい世の中、激しい時代を静かに、力強く生き通して、はるかに明るく、生き良い時代の土台を作っていった私たちの前代または前々代の親愛なるおばあさんたちに、深い敬意と感謝を表しながらこの筆をおくことにいたします」と、この本を締めくくっているのは、ある種の感動を覚えます。そして、「一体にわれわれが考えるほど当時の女性たちが不幸だったとは言えません」という、一文が衝撃的です。

藤原氏は、山川が、当時の女性が幸せを感じていたかどうかを見つめている、と述べていられます。理不尽、不合理、不自由、不平等、貧困などより、人々の幸福感こそが本質と洞察した嗅覚はさすがであるとも。確かに、自由で平等で豊かであるにこしたことはないけれど、一番大事なのは、それで幸福になれるかどうかです。拝金主義に覆われた現代だからこそ、ハッとさせられます。

フェミニストというと、ちょっと融通の利かない頑なさを思い浮かべてしまったりしますが、元祖フェミニストの山川菊栄という人は、冷静で柔軟な考えをもった女性なんですね。

ここに書いたこと以外にも、嫁と姑の関係とか、いろいろ話題になっていて、学生の素直な発言と、藤原先生の時にユーモアたっぷりの応答も面白かったです。先生もおっしゃる通り、現代の若い女性にもいろいろな価値観があるんですね。ほとんど専業主婦の私は、ちょっと肩身が狭い気持ちもあったんですが、人それぞれ、自分の価値観をもちつつ、献身の気持ちも忘れずに生きていけばいいのかな、とそんなことも思いました。

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