« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

ひとり立ち

先週の日曜、息子が引っ越しました。26才にして、初めて親元を離れての一人暮らしをはじめたんです。彼のためにはいい事だと思うけれど、さびしい気持ちもあります。と言うか結構さびしいです。子離れができないもので。だから、私のためにもいい事なのかも知れませんね。息子は、私のそんな気持ちをわかっているので、「お母さん、外国に行くわけじゃないからね。時々帰ってくるからね。」と、慰めてくれました。

引越しといっても、家具や家電は後でそろえると言うことで、衣類や身の回りの物だけ、友達に手伝ってもらって、うちの車で運びました。車を返しにきたので、みんなで又送りに言って、部屋を見てきました。6畳一間にキッチンとバスユニットの狭い部屋です。でも、まだ物が少ないせいか、思ったより広く感じました。10階なので見晴らしはよくて、夜景がきれいでした。駅前3分なので、コンビニや食べ物やはたくさんあって便利そう。会社には家より、片道2~30分しか近くないけれど、気に入った街に住みたかったらしいです。

引っ越してすぐ、お湯が出なくてお風呂に入れないとメールが来て、帰ってきて、次の日は携帯をうちに忘れていって、又帰ってきたり、日曜には物を取りに来たりして、まだあまり、引っ越したという実感がわきません。普段から、帰りが遅くてあまり話す時間もなかったし。

友達に、このことを話すと、反応が人によってずいぶん違います。「どうして出て行くの?」と言う人もいるし、「あらおめでとう、よかったわね」という人もいます。この人は、「でも、淋しいのよ。」というと、「え~、何で?当たり前のことじゃない。私なんか、子供が出て行ったときは、万歳!と思ったわよ。」ですって。でも、子供にとってはいいことじゃない、というのは皆の大勢の意見でした。

息子は家事が全然できないし、特に食べることが心配です。帰りも遅いし、外食ばかりになって、栄養のバランスが悪くなるんじゃないかと思って。皆は、「一人になれば、できるようになるわよ」といいますが、そう思うよりしょうがないですね。

今まで、深夜に帰る息子を待っていて食事の用意をしていたのですが、これからは、早く寝られそうです。まだ、夜にだらだらする癖がついてしまって、だめなんですが、なるべく、早ね早起きにして、健康的な生活をしようかなと思っています。寝る前にお酒を飲んだり、何かつまんだりしなければダイエットにもいいかな。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

母の入院・手術

3年前から、義母の胆石の手術、母の心臓のステント手術、義母の脳出血の手術と、毎年続き、今年は無事に終わるかと思ったのに、又でした。

母はもう20年近く前から、右手の人差指の爪の部分が化膿したり治ったりを繰り返していたのですが、3か月ほど前から、ひどく痛み出して、皮膚科を受診したところ悪性の腫瘍、つまり癌になっていることが分かりました。

事前にあちこちの検査をし、転移の有無も確かめた上で、8日に入院し、9日に指先を切り落とす手術を受けました。幸い、無事に終わり、今日退院することができました。

助かったのは、母が落ち着いていて、事実を淡々と受け入れてくれたことです。義母の胆石の時は、大変な怖がりようで困りましたから。指を切るなんて、私だったらすごくショックだし、怖いと思うのですが、「仕方ないわ」と言っただけでした。94歳の貫禄と言ったところでしょうか。

手術の日は、3時以降と言われていたのですが、始まったのが5時半、終わったのが7時半でした。1時間くらいと聞いていたので少し心配しました。最初は全身麻酔という話だったのですが、高齢の為か局部麻酔に変更になりました。ドクターが3人がかりで2時間もかかったんです。時間がかかったせいか、母の話によると、もうすこしで傷口を縫い終わる頃麻酔が切れてきて痛かったそうです。術後家族に説明があって、切り落とした指先も見せられて、引きました。この頃は、入院時や手術前、後などに、いちいち家族に説明があるんですね。

病院では、医師もですが、看護師さんがとても頼りになりますね。皆さん、とても優しくて、行き届いていて、白衣の天使って感じです。

病室ははじめ、4人部屋で頼んだんです。2人では相手が変な人だといやだし、1人では寂しいかと思って。でも、入院して考えたら、母はトイレがすごく近くて、夜中も3回も行くんです。足も弱っているし、廊下を歩いてトイレに通うのはとても無理だと気がついて、個室に変えてもらいました。ちょうどあいていたので助かったんですが、何と1泊4万円もするんですよ。入院が短かったからまだよかったけれど。トイレとテレビがついていて少し広い位で、全然豪華な部屋じゃないのに、高いですねぇ。

術後の痛みを心配していたんですが、痛み止めが効いたのか、激痛とまではいかなくて済んだようで、翌日にはずいぶん楽になったようです。今日はもう、時々痛む程度だと言っていました。何しろ、退院にこぎつけて、ホッとしました。

あと、義姉が来てくれたので、手術を待つ間、いろいろ話ができました。仕事をしていてとても忙しい人なので、めったに、それも2人で話す機会がないので、貴重な時間でした。彼女も、私も母親には複雑な思いがあり、ときには腹が立つのですが、年老いた親をほっておくわけにはいかないという気持ちを持っていることが分かりました。こんな話、なかなかできないから、少し、義姉との距離が近くなった気がしました。

今日は、同窓会の見学会の下見の予定だったのですが、訳を話して、欠席しました。夜になって、支部長さんが電話をくれたのですが、もう一人、今日の朝お父様が倒れて、急きょ大阪に行ったとか、それぞれ年寄りを抱えている人がほとんどなので、皆さん明日は我が身と思われたとか。先日、友達と会った時も、親が入院中で危ないとか、認知症が出てきたとか、そんな話ばかりで、つくづく、そういう年齢なんだなぁと思いました。

育児を終えると、自分の更年期、親の問題と続き、そうしているうちに自分の老いを迎えるのでしょうか。せいぜい、元気で時間が取れるときは楽しく生きたいなと、又思ってしまいました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »