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21才の彼女

息子が、「彼女がお母さんに会いたがってるんだけど。」と言うので、もちろん「いいよ~。」と答えました。日曜日、吉祥寺のデパートの中のカフェでお茶することにしました。

時間に行くと、混んでいたらしく、入り口の椅子に2人で並んで座っていました。息子が写真も見せてくれないので、彼女の顔をみるのも初めて。少し緊張しているみたいだったけど、それは私も同じです。だって、変なお母さん、なんて思われたら息子がかわいそうですから。

お茶を飲みながら、家族のこととか、1時間余りおしゃべりしました。息子から聞いていたんですが、とってもまじめで、しっかりしたお嬢さん。かわいらしいんだけど、ぱっちりした目に、眼力がすごくある。それが印象的でした。話が少し途切れると、息子のほうを困ったように見るのも可愛かった。息子ったら、にやにやして、ちっとも話さない。あとで聞いたら、自分のよく知っている2人が、初めて話をしているのが、なんか面白かったなんて言ってたけど。

まだ彼女は21歳で大学4年生。息子とは5歳も違うけど、ギャップはないと言っていました。でも、何しろまだ若いから、先のことはわからないでしょうね。できれば長く続いてほしいけれど。考えてみたら、彼女は私の知り合いの中で最年少です。あんなに若い人とお話しする機会なんてめったにないから、その意味でも楽しかったです。

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心和む記事

数日前の朝日新聞の記事を読んで、和みました。このごろ、テレビのニュースも新聞の記事も、いやな事件や胸が痛むことや、腹の立つことばかりだったので、少しほっとしたので、うろ覚えですがご紹介しますね。

銀座の資生堂にお勤めの女性が、出産後育児休暇が終わるので保育園を探しても空きがなく、職場の保育所にあずける事になりました。(さすが資生堂ですね。保育所があるんだ。)それで、小さなお子さんを連れて通勤することになったのですが、騒いだりすることのないおとなしいお子さんだったのに、露骨に嫌な顔をする人もいたそうです。それで、肩身が狭く、いつも同じ電車に乗ることにしたのは、不愉快な人は避けてくれるかと思ったからでした。

そうして、しばらく通勤するうちに、思いがけないことが起こったんです。小さなAちゃん(と、呼ぶことにします)が、いつも同じ電車に乗る乗客の顔を覚えて、にこにこしたり、話しかけたりするようになったんです。A子ちゃんを可愛いと思う人たちの輪ができてきて、ある人が名刺を差し出したのを機に、交流が生まれ、食事会などもするまでになったんだそうです。

乗客の一人は、混んだ電車の中で聞く幼子の声に心が温かくなったとか、また、50代の男性は、「おじちゃん!」と抱きついてくるA子ちゃんが孫のように可愛いと話しているとか。

特に都会では、隣近所でも交流が薄い世の中、混んだ通勤電車の中でみんなが不快になりがちな中で、こんなに暖かい交流が生まれたなんてすばらしいことだと思いました。みんな、他人には興味がないという顔をしていますが、(私も含めてですが)ちょっとしたきっかけで心がとけることもあるんですね。

A子ちゃんはあと1年で小学生になるそうです。だから、電車に乗ることもあと1年。でも、この交流は続いて行くでしょうし、みんなの心の中に灯のような思い出として残っていくんじゃないかと思います。

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映画を観に行ったのに・・・

日曜日に息子が是非見たいという映画を、夫と3人で見に行きました。「降りてゆく生き方」というタイトルです。劇場非公開、テレビでも放送しない、DVDにもしないという事で、宣伝もほとんどしていないし、内容も良く分からなかったのですが、息子が新聞で見て、町づくりに関する映画で良さそうだと言うので。主演が武田鉄矢なんですが、夫は彼が大嫌い、上演時間も4時間もありそうなので、行かないと言っていたのですが、息子が「映画についてお父さんの意見が聞きたいんだ」というものだから、重い腰を上げました。

場所は千駄ヶ谷の日本青年館と言う所。ついてびっくり、長蛇の列です。チケットは事前にネットで買ってあったのですが、入るのも大変でした。

10分ほど遅れて、やっと上映・・と思ったら、プロデューサーと女性タレントが出てきて、武田鉄矢のビデオを流し、やっと、と思ったら今度は武田本人の登場。そして、この映画のモデルとなったらしき人々が7名現れました。奇跡のリンゴで有名な木村さんは私もお名前は知っていましたが、あと、無農薬無肥料の農業をやっている方やら、さびれた商店街を復活させた女性、べてるの家(精神障害者の施設?)の方、などなどです。

夫言う所の、武田鉄矢のくさい司会で、トークが始まり、いらいらして待っていたんですが、なんと2時間近くも続きました。予備知識がないので、よくわからないし、素人の方の話ははっきり言って面白くない。夫は隣でブツブツ言うし、息子まで、本を読みだすし、気分は最低。やっとトークが終わって映画の前の休憩で、息子が「もう帰ろうか?」と言い、夫も二つ返事で帰ることになりました。私はと言えば、ちょっともったいない気もしましたが、(せっかく行ったし、3000円もしたし)多分面白くないだろうとは思うし、素直に従いました。

それにしても、まず、映画を上映してから、感動した人が、トークも見たいと言う事で残るならわかりますが、また、映画を見てからならトークの内容も良く分かったと思いますが、これはないんじゃないかと思いました。きっと、ゲストの手前、観客が減るのを恐れたんでしょうが。それに、息子が怒っていたのは、武田鉄矢が、2度も、「浅~い内容の映画ですが…」と発言したことです。そんな映画をこんなにしてまで観に来た人は馬鹿みたいじゃないですか。

そんなわけで、3人でぷんぷんしながら、出てきたのですが、帰りに食事でもしようと、息子の住む高円寺によりました。「座・高円寺」と言う、高名な建築家が設計したホールがあって、夫が前から見たがっていたので、そこへ行ってみました。そんなに大きな建物ではなかったけれど、光の使い方と、らせん状の階段が面白かったです。上の階から、その階段の吹き抜けを見降ろしたら、丁度ベビーカーに乗せられた赤ちゃんが見えて、シュールレアリズムの絵画みたいで印象的でした。

2回にカフェがあったので、ピザやパスタ等のイタリアンを食べて、調子に乗ってワインを2本もあけてしましました。割と安いし、すいているし、穴場かも。

なんだかなぁ、って1日でしたが、きっとこんなことも思い出になるのかもしれません。

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今年のお花見

きょうは又寒くなりましたが、この前の土曜日はいいお天気で暖かかったので、神代植物公園にお花見に行きました。夫が、母を誘おうと言ってくれたので、無理だろうと思いながら声をかけました。行きたいようだったのですが、トイレが心配らしかったので、夫が問い合わせてくれたました。車いす用のトイレもあちこちにあるという事で、母も行く気になったので、3人で出かけました。車いすは、公園の入り口で貸してくれます。昔に比べると、進歩したものです。

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植物公園の入り口。人でもそこそこでいい具合でした。

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菜の花とのコラボ。よくあるけど、鮮やかないい景色。

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見事なしだれ桜。

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左側は梅園。

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紅白のしだれ梅。

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大木。枝を支えてあるけれど、道の向こう側まで延びていた。

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散歩道の林も新緑で美しい。

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深紅のシャクナゲ。こんな色のははじめてみました。シャクナゲはお父さんが好きだった・・と母の言葉。

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シャクナゲのアップ。

1時半から、3時くらいまで、車いすでゆっくり回り、お茶も飲んで、いつもの売店で花を買いました。ここの売店は、野草など珍しいものもあって、いつも足が止まります。バーベナとあんまりかわいかったので姫リンゴ(実がつくかしら?)、実用的なベビーリーフ、バジルなど。母も、バーベナと忘れな草を。

母も、久しぶりに出かけて気が晴れたようでした。神代植物公園は何回も言っていますが、今日はいつもと反対に回ったし、桜の季節は初めてだったらしく、いつもと違う公園のようだったと喜んでいました。桜も満開だったし、いい陽気だったし、行って良かった。私は無理だと思っていたけれど、行けたのは夫の御蔭です。感謝。

実は、この帰りに、息子を拾って、母を送ってから義母のところにも行きました。

もう、夕食をとっていたのですが、私たちが入っていくともう泣きだして・・うれしいのといろいろな感情が入り混じって興奮してしまったらしい。私たちの名前はわかるのですが、「どこに住んでいるの?」とか、「私はどうしてここに居るの?」などなど、いつもの繰り返しです。母より、1回りも下なのに、少しずつ状態が悪化しているようです。妹がよく行ってくれているのに、全然覚えていません。認知症でも、にこにこと過ごしている方もあるのに、義母はいつも不安そうでかわいそうです。もっと、気持ちが楽になるような、治療の方法とかあるといいんですが。帰る時もかわいそうで、気が滅入りました。

自分がどんな老い方をするのか、選ぶことはできないけれど、できれば心穏やかに、家族にも心配をかけずにいたいものですね。考えても仕方ないけれど、そう願わずにいられません。

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