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「月と6ペンス」

モームの「月と6ペンスを読みました。確か、高校のころ読んだと思うのですが、内容はすっかり忘れていました。子供だったから、あまり強い印象を受けなったんでしょうね。今回は、とても心を惹かれました。

前に読んだ時は知らなかったと思うんですが、画家のゴーギャンがモデルです。ゴーギャンの絵は割と好きで、何カ月か前、ゴーギャン展も見に行きました。彼については、ゴッホとの共同生活とか、タヒチに移住して最期を迎えたことくらいしか知らなかったです。でも、彼の絵の強烈な・・狂気と紙一重のような・・印象から、絵に対する尋常でない情熱は感じられました。

小説ですから、すべてが事実ではないでしょうが、非常に、印象的で魅力的なゴーギャンが描かれています。又、彼を取り巻く人々も強烈です。ごく普通の生活を送っていたある日、1枚の手紙を残してゴーギャンに捨てられた妻の芯の強さ、パリで、ゴーギャンにひどい目に会いながらも彼の命を救い、揚句は妻まで取られてしまう、大衆的な馬鹿がつくほど人のよい画家、そしてその妻。タヒチにわたってからの、ゴーギャンの妻。皆あまりにもドラマティックで、個性的です。そしてゴーギャンその人の、魂を芸術に売り渡してしまったような、一切の世俗的な感情を捨ててしまったような生き方には、憧れさえ感じます。彼は死んでも、彼の絵に、渦巻くような情熱は焼きつけられているような気がします。

題名の月は、情熱を6ペンスは世俗を表しているらしいです。モームはこの作品で、世界的な作家になったそうです。

話は全く変わりますが、うちの夫の久々の料理です。

002

金目鯛の、青紫蘇とゴマのソース、アスパラ、レッドオニオン、きぬさや添え。スパゲティ・アーリオオーリオ。ニース風サラダ。う~ん、美味しかった。手際も良くなって、腕も上がったみたいです。ワインが進んでしまって。台所が、散らかっているとか、文句を言わなければもっといいんだけど・・・はい、片付けます。

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コメント

こんにちは、
モームは OF HUMAN BODADGE を英語で読んだことがあります。邦題は「人間の絆」。難しかったけれど英語は嫌いでなかったのでがんばりました。「月と六ペンス」は読んでいません。タイトルがしゃれていますね。なぜ6ペンスなんて半端なと思ったけれど、イギリス通貨は12進法なのですね。つまり、半ポンドということ。

旦那さんが料理をつくるとは偉いな。褒めて褒めて、また作ってもらいましょう。

投稿: ripple | 2010年9月28日 (火) 09時39分

☆rippleさんへ

コメントありがとうございます。
原語で読まれたんですね。すごいなぁ。
人間の絆も有名ですね。今度読んでみようと思っています。

6ペンス、ってあまり深く考えなかったんですがそういう事なんですね。勉強になりました。

そうです。美味しいと連発しています。後片付けもしてくれる時もあるのですが、お皿の裏のギトギトは言わないようにしています。これから、2人の生活、何があるか分からないから、彼も料理はできたほうがいいですしね。rippleさんはなさらないんですか?さんまパーティーでは活躍されたんでは?

投稿: めろん | 2010年9月29日 (水) 22時36分

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